ぱからん、はからん

ものつくりの、ものかき。

傾向と対策が風に乗った「ショウガ記念日」

ヒントはメタファーに乗ってやってくる。 今日は、 俵万智さん風に言えば「しょうが記念日」 〈今日は今までで一番ショウガが上手く切れた日〉 普段すこしずつしか使わないしょうがは、 買ってきたときに全部千切りにして、 小分けして冷凍している。 だから…

「悩んだら、怖いジェットコースターに連続5回」説

相手の話を大切に聴く話を書いたら、 話を聴かないという話を思い出した。 〈初夏の Kew Garden〉 『おんなみち』(著:奥谷まゆみ)という本が好きで、日本から持ってきている。 (※漫画『オンナミチ』とは別物です。) 奥谷さんは、心理療法をやっていた経…

大切な話は「一郎のオレンジ」で聴く。

たとえ話、第一章。 〈去年のクリスマスにつくったドライオレンジ〉 言葉を介して、 私たちは 渡したり、受けとったりしている。 伝え方は教えられてきたように思うけれど、 受け方は、「受け身」でいる限り、身に付かない。 具体的なアドバイスは、先人にま…

献立パズル、みんなで解いて

おうち料理人なら知らない人はいない、 献立パズル。 〈炊き込みごはんに明太子をのせて、ほうじ茶をかけた料理を私は「至福茶漬け」と呼ぶ〉 豚の角煮をつくった瞬間、 それはフルコースの幕開け。 初夜は煮卵と共に白いごはんで頂き、 翌日は角煮チャーハ…

実は気になってる?

最近嬉しいこと。 「実はブログ読んでるよ」とふと言われること。 横断歩道をスキップで渡りたいくらい嬉しいです。 ありがとうございます。 〈遠くからこっち見てる?ロンドン動物園のフクロウたち〉 いいね!やコメントをもらえるともちろん励みになる。 …

せいいっぱい届かせる

手で描かかれたものの、力 〈バービカンセンターのプランドローイング〉 先日のブログ《ちょうどいいねスキル》で写真を載せた、 カフェのあるバービカンセンター。 1970年に建てられて、 未だによい意味でクセのある空間を放っている。 この時代の設計図は…

走りまわれば腹が減る

幼稚園のとき、小学校のとき、 散々遊び回って、 お昼ご飯が、夕ご飯が待ち遠しかった。 〈ロンドンにも春〉 私はサッカー少女だったので、 朝サッカー、 業間休みはグラウンドにでてサッカー お昼ご飯をかき込んでサッカー、 放課後サッカーな小学生だった…

ちょうどいいねスキル

ちょうどいいを見極める。 バービカンセンターのカフェ。 ここのカフェは「ちょうどいいよね」という話を友人とした。 人がたくさんいると少しうるさいけど活気があって、 人が少ないときも寂しさはなく落ち着ける。 建物の無機質さに、安心を与えるあかりは…

私も100歳になるの?

私は2091年に、100歳になる。 妄想を膨らませるときは、カフェに行く。 昨日の《ためしためし、最適さがし》に引き続き、 手帳のお話、第二話。 マンダラ手帳には人生百年計画チャートがあって、 何年が、自分の10代、20代、30代・・・70代、100歳と 書き込…

ためしためし、最適さがし

一足遅く、2016年の手帳をやっと手に入れた。 どうしても気になっていた『マンダラ手帳』 手帳は、ためしためし。 大学時代は、自分でつくってみたり、 ここ三年ほどは、『夢を叶える人の手帳』を 気に入って使っていた。 手帳はいろんな「デザイン」が存在…

人は、ほとんど水

体のほとんどは、水。 イギリス、バースの街にあるRoman Bathに行ってきた。 水は、 空から振ってきたり、 山の方から流れてきたり、 地下から湧いてきたり、 色んな姿をしながら、 地球の表層をゆっくりと循環している。 水は昔から神聖なものとされた。 浄…

部屋着に口出しさせません

部屋着。 休日に、のっそり起きて、朝ご飯を食べる。 服は着替えない。 特別なものではなくて、 寝るのと同じ服。 外に出る用事がなければ、そのまま部屋で過ごす。 ひとりぐらしの部屋着は、 人の目に触れない。 外出着は気にするけれど、 部屋着は、 何度…

「自分像」を決めつけない

エネルギーをもらえるものを身につける。 衣食住の「衣」の話。 Maui Mari Ocean Jewelry のターコイズペンダント 二月にマツダミヒロさんの魔法の質問マウイツアーに参加した際に、 WAKANAさんのホリスティックファッションセッションを受けた。 自分が今必…

こども返り

こども返り。 ロンドンのカフェのショーウィンドウ イースターは、 町中がイースターの飾り付けになる。 卵、ひよこ、にわとり、うさぎのモチーフ。 宗教行事としての意味からははなれて、感覚の話。 ショーウィンドウ、広告、カフェもろもろが、 春到来の花…

24時間、インプットオフ

24時間、インプットを切るチャレンジ。 情報が入ってくることで邪魔されていた、 純粋な情熱、思考の部分を掘り起こすこと。 www.youtube.com Jacob BarnettがTeen Ted Talkの動画でしている面白い話がある。 その中でも、 「ここからの24時間、一切学ぶこと…

見えている不確かなもの

光がないと、色は見えない。 光の話、第二話。 春、晴れた日の広場 晴れた日は、すべてが見違える。 おなじ街が、違ったように見える。 曇りの日の色、 晴れの日の色、 夜の色、すべて違う。 真っ暗になったら色は見えない。 そんな不確かなものであっても、…

人間だけど、光合成

今日は雨空の下で、太陽の話。 衣食住の「住」二話目。 東京にいたときは、 太陽はたいてい、当たり前にそこにあった。 確かに曇りの日もあるし、梅雨もある。 でもまさか、太陽があることを疑おうとはしなかった。 ロンドンの冬は、 分厚い雲が太陽を隠す。…

空間エネルギーの点

植物のある空間。 衣食住の「住」の話。 今の部屋に住むまで、花はもっと特別なものだった。 花は人に贈るもののような気がしていて、 自分のために日常に買うのは贅沢かな、と思っていた。 大家さんと同じ家に住んでいるのだが、 お客さんがよく訪れること…

おにぎりの、るんるんパワー

おにぎりって、遠足のわくわくを思い出す! 日常の便利さだけが優先になると、 ふと気持ちが貧しくなることがある。 白米玄米おにぎり 食の話、三日目 おにぎりの話。 一人暮らしなので、週一でごはんを炊いて、 冷蔵/冷凍で保存して少しずつ食べるのが、 …

炊飯ブラックボックス

電化製品はマジックだ! 中で何が起こっているか、さっぱりわからない。 食の話、二日目。 ごはんを炊く話。 鍋炊きごはんを始めたのは、 ロンドンの今の部屋に越してきて、炊飯器がなかったから。 これはサバイバルスキルを高めるチャンスと踏んで、 鍋炊き…

おなかを空かせる

衣食住と、さらっと言うけれど。 それは、家庭科の教科書の片隅の話じゃなくて、 生きることの話。 ある日の食事 今日は食事の話。 食事が整っているときは、 体調がいい。 気分がいい。 やる気もでる。 逆に、体調か気分が 崩れてストレスになっていると、 …

こどもの世界?

絵本を手に取る回数が増えた。 あることに気付いてから。 今日、古本屋で気になって購入した本。 「絵本はおとながかいている。」 つくる側にいるにもかかわらず、 こんなシンプルなことにやっと数年前に気付いた。 こどもに伝えたいことをかく。 描く/書く…

あなたが次のヒーローになる

めぐりめぐらせる。 ギブ・アンド・テイクという言葉はたまに厄介だ。 フライトの乗り継ぎで立ち寄った、サンフランシスコの夜景 何かを与えてくれた人に、何かを返すと言う考え方がある。 でもうまく返せないときもある。 そんなときに「他の人に返す」とい…

細胞がうずうずする

言葉になる前の、信号。 体のどこかがうずうずする感覚。 【映画:『天空の城ラピュタ』より ラピュタに降り立ったシータとパズーが池の底を覗き込む場面。 子供の頃から忘れられない、今でもうずうずするシーン】 言語化されていないけれど、 どうしても気…

美味しくなる瞬間まで待ってみる

寝かせる。 料理には、寝かせるという行程がある。 アイディアも寝かせるといいらしい。 ショートブレッドの焼き上がりは、とっても柔らかい。 だから、まず移動する前に冷まさなきゃいけない。 そして、クッキングペーパーの上だとふにゃふにゃになるので、…

一分くらいは、あげられるかも

めかぶから始まった、嬉しい出来事。 相手を「すこし」受け入れること。 Natural Naturalという日本のスーパーが帰り道にある。 店員さんも全員日本人で、私にとってはリトルジャパン。 日本の野菜、薄切り肉もあって、オーガニック食品の品揃えもいい。 七…

聞き返して、聞き返されればいい。

ロンドンに住んで、 英語の発音が気にならなくなった。 ここに来て驚いたのは、 英語にたくさんのなまりが存在すること。 そして、どれだけ訛っていても、堂々としているひとたちの多いこと!! 同じ大学の友人たちだけでも、 フランスなまり、 イタリアなま…

2014年3月14日

昔のある自分にワープしてみる。 二年前の今日、2014年3月14日 私はロンドンでRoyal College Of Artの面接を受けていた。 二年後の今、数ヶ月後に卒業をひかえている。 未来は予想できない。 何かいい感じのする方へ進むこと。 それだけ。 遠い未来を予想し…

春明けまして

春始まり。 日本で育った私には、 春始まりが骨の髄までしみ込んでいます。 世界を見ていくと、秋始まりだけでなく、 いろんな月から始まる国もあるようですが、 システムのはなしは一旦おいておいて、 植物の話。 冷たかった空気が、たまに温かさを含みはじ…

毎日の延長も大切にする。

3月11日、ロンドンから。 毎日の延長であることと、 延長でないこと。 作り手として、 何のために作るのか、 そもそも作る必要はあるのか、 作るだけの価値があるのか、 そこまで大切なものなのか、 キリのない問い。 今日が昨日の延長で、 明日が今日の延長…