ぱからん、はからん

ものつくりの、ものかき。

こっそりとしまってありました

じつは、夢があります。

 

言葉を紡いで、人に読んでもらうこと。

 

小説か、詩か、エッセイを書くのか、

はたまたインタビューをするのも受けるのも、

どれもいい。

 

投げやりなどうもいい、ではなく

どれもやってみたい。

言葉に関わりたい。

 

もちろん、嘘だけは言えない。

それは譲れない。

けど嘘みたいなことは、面白いから言ってみたい。

 

ガラスコップの水に、

一滴ずつ色を落としていくような、

「あり得るかもしれない」想像の一滴を、

スパイスのように日常に加えるもの。

 

伝えたいことも、

情景も、

感情も、

物語も、

たくさんあります。

 

こっそりと、こっそりと、

子供のときに中華街で買ってもらった七宝焼の小さなケースに

しまってあったような、人には見せなかった宝物。

 

いままでは、何を書いても、

自分だけが読めるものとしてしまってありました。

 

ブログなんて今更誰が驚くことでもないけれど、

こっそりものを書いていた私にとっては、

たぶん、

カニがハイウェイを渡ろうとするくらいドキドキしています。

 

 

最近、どうしても書きたいって気持ちが、抑えられなくなりました。

日本の外にしばらく住んでみて、英語を常用するようになったら、

日本語がどれだけ好きかに気付いてしまった。

そして、こっそりとした趣味じゃ終わらせたくないと思った。

 

誰も読んでくれないかもしれないじゃない、

読んでくれたらどんな反応をされるだろう、

そんなこわさと、

「ママできたよ、見て見て!」の延長のようなシンプルな気持ち。

 

  

あなたがこっそりとしまっていた宝物はなんですか?