ぱからん、はからん

ものつくりの、ものかき。

もういっかい赤ちゃんになる

お気に入りの絵文字があります。

あたまに殻をつけたひよこの絵文字。

 

鳥が好き、というのもあるけれど、

卵から「出たて」のよちよち感じがたまらない。

 

今日はうるう年の2月29日。

 

明日死ぬとしたら何をする?

という問いがよくあるけれども、

もう一回赤ちゃんになれたら何をする?

という質問を最近し始めました。

 

今のじぶんは、

生きてきた分だけ、経験の分だけ

何かを知って、予想もできて、あるいは武装も出来る状態。

 

これをやったらこうなる、とか

やって良い理由も、やっちゃいけない理由も、

たくさん考えられる。

 

たくさん「為になる」はずの勉強をしてきたのに、

動き出せない理由をたくさん手に入れてしまった。

 

自分のやりたいことが動き出すということは、

その「何」が分かっていて、力を入れて、押すことだと思っていました。

でもその「何」に重しをたくさん載っけて

「動かすのつらい」状態にして、さあどうだ!自分の力でうごいてみろ!

ってやっていました。

 

でも、今、ずっとやりたかった「ものかき」が動き出したきっかけは、

「何」がたくさん入っている壷(やりたいことの壷)のふたを丁寧にあけて、

自分を動き出していい状態にもってくること、でした。

 

そうしたら、その壷の底から、なにかがブルブルして

マグマみたいに、ぶしゃーって噴き上げて、

その「ものかき」がぽん、と手元に届いたんです。

 

「いやいや、やらない理由は何個も言ったよね?」

って言ってみる。

「いつかでいいじゃん。ほら、本業はデザイナーでしょ?」って。

 

先月マツダミヒロさんのマウイツアーで、最後に

「自分へのメッセージは何ですか?」

という質問がありました。

そして私が最初に書いた答えが、

 

「赤ちゃんになってみていいんだよ」

 

でした。

自分はおとなでも、やりたいことを「始める自分」は赤ちゃんでいいんだ、

って気付きました。

 

 私は、息が止まりそうなくらいドキドキしながら、

このブログを始めてみました。

 

 

赤ちゃんからでもいいとしたら、あなたは何を始めますか?