ぱからん、はからん

ものつくりの、ものかき。

ありえる、イメージ。

仮説は正しくなくってもいい。

 
中学のころ大好きだった、理科の授業。
正解で、なくてもいい授業。
 
まずその日の出題が黒板に書かれます。
そして
 
a, 〇〇
b, ●●
c, わからない
 
の三択で仮説を立てる。
いつもあるのが「わからない」の選択肢。
理由もちゃんとノートに書いて、
そのあとそれぞれの意見を議論する。
 
そしてもう一度どれを選んだか手をあげて、
いよいよ実験をして結果発表。
 
仮説を立てること、
理由を考えること。
 
たまに「どう説得力を出すか」みたいな意地になっていた授業。
 
自分なりに考えたあとに知った答えは、忘れられない。
 
 
そして今、
答えがない世界で、
何かを提案しようとすることは、
 
その授業と似てるのかもしれない。
 
「説得力のある仮説を立てること」
 
もちろん嘘っぱちではないけれど、
それっぽさが重要で、
それっぽさは物語や「イメージできること」が運んできて、
誰かが信じられたら、
 
ありうる答えになれる。
 
 
そんなことを思ったのは、
 
ナッツの花を調べてみてる最中に
 
はたと
「知っていたらイメージがひろがる」
なんて、書いたことを
 
反省したからでした。
 
面白いナッツの写真を見て、
「想像もできなかった!」
じゃなくて、
「想像せずに調べちゃった!」
ってすこしへこんだ。
 
知らなくてもイメージできるし、
イメージはどこまででも行けるし、
大変なときはあっても、楽しい。
 
花の写真を載せるのは中止です。笑
 
 
 
正解が問われないなら、今日はどんなことをイメージしてみますか?