ぱからん、はからん

ものつくりの、ものかき。

細胞がうずうずする

言葉になる前の、信号。

体のどこかがうずうずする感覚。

 

f:id:hotorikoisu:20160318072606p:plain

【映画:『天空の城ラピュタ』より

ラピュタに降り立ったシータとパズーが池の底を覗き込む場面。

子供の頃から忘れられない、今でもうずうずするシーン】

 

 

言語化されていないけれど、

どうしても気になる、どきどきする、釘付けになる、とか

身体的なのか精神的なのかもわからない

「何か」がうずうずして、

あなた自身に伝えようとしている信号のようなもの。

 

たくさんのものや景色がそこにあるのに、

見入ってしまったり、

思わずカメラを向けてしまったりするもの。

 

 

 

私のたとえば:

 

透けているもの、半透明なもの

ガラス

水中都市

焼き物の表面にたまった透きとおる釉薬

青いもの

青とオレンジの混ざった空の色

ひこうきぐも

植物が何かに生えているもの

苔とか小さくて細かい葉っぱ

細かく作り込まれたジュエリー

小さいガラスボトル

麦わら帽子が、木の葉が落とす夏の濃い光影

浜辺に打ち上げられた砂の中の小さい貝やガラス

微細なエッチングの線

活版の文字のかすれとインクだまり

ブルーグレーの万年筆がつくる文字の濃淡。

 

春のにおいのするまた冷たい空気や、

雨上がりの土のにおい。

 

 

あらためて文字にしてみると、

「そうなんだ」と自分で気付くこともある。

 

そしてたくさんある事柄が、

どこか深いところで繋がっているように思える。

 

子供の頃の記憶なのか、

思い出なのか、景色なのか。

もしかしたら、生まれる前にさずかった感覚なのか。

 

 

人によっては、

音楽かもしれないし、声かもしれない。

味かもしれないし、においかもしれないし、

触り心地かもしれない。

 

 

 

あなたが「あーたまらん!」となるもの/ことは何ですか?

 

あなたの「たまらない」は何に繋がっていますか?

 

よかったら、コメントしてください♪