ちょうどいいねスキル
ちょうどいいを見極める。
バービカンセンターのカフェ。
ここのカフェは「ちょうどいいよね」という話を友人とした。
人がたくさんいると少しうるさいけど活気があって、
人が少ないときも寂しさはなく落ち着ける。
建物の無機質さに、安心を与えるあかりは、
昼でもきらきらしていて、夜でも眩しすぎない。
気楽な食堂のようだけど、
カフェらしいおしゃれ感もある。
ふわっふわのソファはないけれど、
疲れない程度に、腰の軽くいられる椅子たち。
ちょうどいいね、
を見極めることは、相手目線。
ちょうどいい贈り物、
ちょうどいいアドバイス、
ちょうどいい食事、
ちょうどいい明かり、
ちょうどいい空間。
限りなく最適。
そこに、
しっかり相手がいること。
その相手の状況を想像し尽くすこと。
相手のラケットにちょうどいい球を打ち込めると、
ラリーがリズミカルに続くような
気持ち良さ。
自分の最高を尽くす場面と、
相手への最適を考え尽くす場面。
あなたは、どこに球を打ち込もうとしていますか?