ぱからん、はからん

ものつくりの、ものかき。

ゆる回路へのアクセス方法

休むと決めてゴロゴロしていると

出来ること。

 

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〈ゆるい気持ちになる光景〉

 

休むという決断をするには

きわどい時期がある。

 

とはいえ

体調の悪いとき、

無理に活動しても、

とにかく、はかどらない。

はかどらないばかりか、

惨事も起こしかねない。

 

今日は無理はやめて、

布団の中で仕事。

 

家から出ない

出来ないからやらない

と決めた幾つかのことによって、

やれることがしぼられる。

 

焦りや緊張感のなかで

生まれる何かもあるが、

そこではたどり着けない、

頭の中の回路がある。

 

きっと、起きているのと寝ているのの

間に浮かぶインスピレーションを掴もうとした、

アインシュタインやダリの求めた

そこの何かなのだ。

 

やらなくちゃいけないことがありすぎて、

そのたくさんの実を取ろうと登った木の

その大元の幹がぐらついているのが分かっているときに、

一度下におりて地道に、

 

「なんでこの木に登ろうと思ったんだっけ」

「なんでこの木が好きなんだっけ」

「どうしてその実を取ろうとしたんだっけ」

とぶつぶつ言いながら、

根っこに土をかぶせてやる。

 

疲れたまま細い枝に上ったら、

落ちてけがをする。

だから、土をかぶせた根元に寄りかかって

整えるように内側に耳をすます。

 

そうするとリンゴが落ちてくるかもしれません。