のうみそに入り込んでいくもの
目にする、耳にする言葉。
その批判的だったり、
おおらかだったり、
堅苦しかったり、
攻撃的だったり、
する文体は、
知らない間に
のうみそのなかにするすると入り込んでいる。
同時に
一緒に居る人が喋る言葉、
しゃべり方、
メッセージの文体、
絵文字顔文字の使い方、
もどんどん吸収していく。
形だけじゃなくて、
じつは考え方も。
自分のオリジナルとは
とんとあやふやであって、
どれだけ外から入るものを断ち切ろうと、
断ち切れない。
逆を言えば、
切り放そうとしても切り放せない、
自分の中にもとからある土壌も存在する。
目に耳に入れるものを選ぶことも、
一緒に居る人が誰なのかも、
じわじわと影響していって、
自分を作り上げていく。