空気入れ休憩
自分の、パフォーマンスが落ちているとき。
〈昨夜、ショーウィンドウの中で居眠りしていた猫たち〉
空気の抜けた自転車で走っている感覚。
空気を入れるのが面倒で、
「走れるからいいや」と乗っていたけれど、
空気を入れてみると、
驚くくらいスムーズに進むことがある。
切れないカッターの刃を折ってみるのもしかり。
私の尊敬する先輩たちは、
休むのが上手い。
休み/仕事が対立しているというより、
人生のバランスを大切にしている。
力任せに走ろうとすると、
気持ちや焦りだけはあるのに、
体がついて来なくて、
結果的に生産性が落ちていることがある。
やる気の続いているときはまだいいけれど、
車輪を焦りでこぎ続けているとき、
仕事に向き合っている時間は丸一日でも、
進んだ分は少しだけのことも多い。
やればやるだけ進むことだけじゃない。
手元にあるのは算数ドリルでも漢字ドリルでもない。
ちゃんと、頭が澄んでないと判断できないこと。
頭がもうそのアイディアに浸かりきっていたり、
見慣れすぎると判断が出来なくなる。
空気の入っていない自転車で走っているとき、
ぎりぎり大丈夫そうでも、休みを取ること。
頭を一回リセットすること。
それが今日、私のテーマです。
みなさま良い月曜日をお迎えください。