こども返り
こども返り。
ロンドンのカフェのショーウィンドウ
イースターは、
町中がイースターの飾り付けになる。
卵、ひよこ、にわとり、うさぎのモチーフ。
宗教行事としての意味からははなれて、感覚の話。
ショーウィンドウ、広告、カフェもろもろが、
春到来の花のモチーフやカラフルさに加えて、
赤ちゃんグッズに使われるようなパステルカラーに染まる。
可愛いもの、その色に囲まれるのは、
不思議な優しい気持ちになる。
私が女性だからという可能性もある。
でももとをたどれば、ベイビー用品に男女はさほど関係ない。
ほしいものは、ほしい。
我慢をすることがくせになると、
本当の感情が分かりにくくなる。
一度部屋を片付けたら、
生活がどんどんシンプルになって、
無駄なものが買えなくなったり。
「こどもっぽいから」
というある段階を何回もこえて、
赤ちゃんから小学生、中学生、高校生、大学生、
その後も「そのとき充分大人な」ものを自然と選ぶようになった。
今、必要不可欠では決してないけれど、
実はほしい、という感情が隠れていることもある。
夏祭りできらきら光るペンダントのようなもの。
私もこども返りアイテムを最近家に一つお迎えしました。
イベントだから、と言う理由だけではなく、
日常の中に、こども返りすることやものを
入れてみてもいいかもしれないですね。